新型コロナ特別措置

【新型コロナ関連】救急医療管理加算と妊産婦の加算について

新型コロナ特別措置

こんにちは!medico(@medico)です!
今日は、新型コロナ感染者の入院料の引き上げ内容のについての記事です。

新型コロナの患者が入院している病床の診療報酬が、また上がったって本当?

8月27日から、新型コロナ感染症の患者に対して臨時的に算定できる救急医療管理加算の点数が3,800点に、さらに呼吸不全管理を要する患者については5,700点に引き上げられました!

この記事では、8月27日に厚生労働省から出た「新型コロナウイルス感染症に係る診療報酬上の臨時的な取扱いについて(その56)」「新型コロナウイルス感染症に係る診療報酬上の臨時的な取扱いについて(その58)」の内容について、簡単に紹介します。

「救急医療管理加算」の引き上げ

ひとつ目の変更点は、新型コロナウイルス感染症で入院している患者に算定できる「救急医療管理加算」の引き上げです。

これは、8月26日に開かれた第487回中医協総会で決議されました。

〈中医協資料:新型コロナウイルス感染症に伴う医療保険制度の対応について〉
〈中医協資料:新型コロナウイルス感染症に伴う医療保険制度の対応について〉

これまでも、新型コロナに感染した患者を入院させた場合は、臨時措置として下記のような算定要件で「救急医療管理加算」が算定できていました。

A205 救急医療管理加算1(最長 14 日間)

呼吸不全管理を要する中等症(SpO293%以下で酸素投与が必要な状態。「COVID-19 診療の手引き」の「中等症Ⅱ」に該当)以上の患者については、1日につき5倍の 4,750 点が算定できる。継続的な診療が必要な場合は 15 日目以降も算定可(継続的な診療が必要と判断した理由をレセプト摘要欄に記載する)。
上記①を除く中等症の患者については、1日につき3倍の 2,850 点が算定できる。入院中に呼吸不全管理を要する状態と要さない状態を行き来する場合で,呼吸不全管理を要さなくなった場合については、2,850 点を算定する。継続的な診療が必要な場合は 15 日目以降も算定可(継続的な診療が必要と判断した理由をレセプト摘要欄に記載する)。

8月27日から、上記①の点数が5,700点に、②の点数が3,800点に、それぞれ引き上げられたのです。
なお、②の点数は、いわゆる「抗体カクテル療法」(商品名「ロナプリーブ点滴静注セット」)を投与するために入院した患者に対しても算定可能です。

新型コロナに感染した妊産婦についても

さらに、新型コロナに感染した妊婦または産婦に対しても「ハイリスク妊娠管理加算(1,200点)」「ハイリスク分娩管理加算(3,200点)」が算定可能であることが明示されました。どちらの加算も、算定日数上限を超えて入院による管理が医学的に必要な場合は、引き続き算定できます。

〈新型コロナウイルス感染症に係る診療報酬上の臨時的な取扱いについて(その58)〉

算定上の注意点

上記に伴い、レセプト電子請求用の電算マスタが新設されました。

・190237950:救急医療管理加算(診療報酬上臨時的取扱)…3,800点
・190238050:救急医療管理加算(診療報酬上臨時的取扱・呼吸不全管理)…5,700点

8月26日まで使用していた下記の電算マスタは8月27日から使用できなくなります。旧マスタと新マスタで名称は同じままコードが変わることになります。
・190225850:救急医療管理加算(診療報酬上臨時的取扱)…2,850点
・190232650:救急医療管理加算(診療報酬上臨時的取扱・呼吸不全管理)…4,750点

また、「ハイリスク妊娠管理加算(1,200点)」「ハイリスク分娩管理加算(3,200点)」についても、今回の臨時特例用に電算マスタが新設されています。
新型コロナに感染している妊産婦が入院している場合、従来のマスタではなく新設されたマスタで算定するように注意してください。

・190238150 ハイリスク妊娠管理加算(診療報酬上臨時的取扱)…1,200点
・190238250 ハイリスク分娩管理加算(診療報酬上臨時的取扱)…3,200点

おそらく8月診療分の請求に間に合うように、医事コンピューターのメーカーからマスタの配信等があると思います。
連絡を見逃さないように注意し、マスタが配信されたら8月27日以降で算定対象となる患者について、正しいマスタで請求するようにしましょう。

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